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アイロンがけのコツ


洋服にアイロンをかけると見た目もきまり、長持ちするものもあります。
ここではアイロンのかけ方のコツを紹介します。

注意点としては素材毎の温度設定。

綿、麻素材の場合、180℃から200℃ぐらいの高温、ナイロン素材やアクリル素材は、
110℃から130℃ぐらいの低温。
ウールなどの獣毛の場合、必ずあて布をした上で、140℃から160℃ぐらいの中温にします。

しかし、これらは目安であり、平均的な基準なので実際にアイロンがけを行う際は、
衣類に付いている「取り扱い表示」を確認し、正しい温度で行うようにしましょう。

実際の手順（上着の場合）


アイロン台に着せるように置いて、肩の部分やそでの上部にアイロンをかけていきます。
このとき肩のラインを崩さないように気をつけてます。少しやさしく掛けるのがポイントです。

表面は左右片面づつプレスしていきます。ボタンやジップに注意し、えりの部分は裏側から
形を整えて表側のラインを決めていきます。

背中は中心から外に向かって広げるようにかけていきます。腕の部分も立体的な形やラインを
意識しながら、やさしく掛けるのが理想です。

続いてはシャツの場合です。

上着と違い、えりから肩にかけて、両端から真ん中に向かってしっかり押さえるようにプレスしていきます。

袖や、裾にもしっかりプレスしていきます。コツとしては、かける前にシワをよく伸ばしてから
プレスしていくと仕上がりがキレイになりやすいです。

細かいところですが、カフス部分は裏側から、伸ばしながらかけるとやりやすく、前後の身ごろ部分は、
アイロン台に着せるようにかけるとやりやすく肩の部分も簡単にアイロンがけができます。